2025.10.17
イタリアの劇団ラ・バラッカ、つくば市「みらいのもり保育園」で特別公演
10月16日、セキショウグループの運営する「みらいのもり保育園」(茨城県つくば市)にて、イタリアの劇団ラ・バラッカによる特別講演『ファミリエ』が上演されました。
ラ・バラッカは、1976年にイタリア・ボローニャ市で設立された児童演劇専門の劇団。「小さな子どもたちにこそ本物の舞台芸術を」という理念のもと、世界各国で公演を行い、高い評価を受けています。本公演は、当社が協賛する『一般社団法人 日伊櫻の会』主催のイベント『つくば世界こどもシアター2025』(10月19日開催)への出演に先立ち、特別に行われたものです。
上演された『ファミリエ』は、2人の俳優による言葉を使わない芝居で、家族をテーマにした物語。園児たちは立ち上がったり、笑ったり、手を叩いたり、物語の世界に引き込まれていました。上演後には俳優との交流の時間も設けられ、「もう1回みたい!」「どこから来たの?」「好きな食べ物は何?」など、子供たちから積極的な質問が飛び交いました。
芸術監督のアンドレア・ブゼッティさんは、「劇場を後にする時、心に疑問を残してほしい。家族について感じたことを周りの人と話してほしい」と語り、みらいのもり保育園の久松惠園長は、「園で演劇を上演するのは初めての試みでしたが、子どもたちは最後まで集中して見ていました。型にはまった保育ではなく、子どもたちの感じる力や考える力を育みたい。この演劇がそのきっかけになれば」と話しました。
園児たちにとって文化芸術と国際交流を体験する貴重な機会となり、心に残る一日となりました。
園児たちは「かわいい!」「だめー!」と歓声を上げながら、物語の世界引き込まれていました。