2025.10.08
【祝】江崎賞受賞者の北川進 特別教授が『ノーベル化学賞』を受賞されました
写真左より江崎玲於奈 氏、北川進 氏、弊社会長 関正夫(2013年、江崎玲於奈賞授賞式にて)
10月8日(水)、弊社が単独協賛する第10回江崎玲於奈賞(2013年)の受賞者である北川進 氏【京都大学 理事・副学長、高等研究院特別教授】が、『2025年ノーベル化学賞』を受賞されました。誠におめでとうございます。
北川氏は、金属イオンと有機物の結合を利用し、ナノサイズの微小な穴が無数に開いた多孔性金属錯体(PCP)を作製し、二酸化炭素などの気体を自在に分離・貯蔵する技術の実用化に貢献。今後、大気中や工場の排気に含まれるCO2を捕捉する温室効果ガス削減の分野をはじめ、化学反応を促進する触媒やガスセンサーなどへの応用も期待されています。