2025.02.27
【協賛】SDGs QUESTみらい甲子園 茨城県大会のファイナルセレモニーが開催されました
2月22日(土)、水戸市民会館(茨城県水戸市)において、弊社が協賛する『SDGs QUESTみらい甲子園 茨城県大会』のファイナルセレモニーが開催されました。(主催:SDGs QUESTみらい甲子園 茨城県大会実行委員会、共催:茨城新聞社)
『SDGs QUESTみらい甲子園』は、持続可能な社会の担い手を育成することを目的に、各地域の高校生がチームを組み、主体的にSDGsを探究、様々なアクションアイディアを創出・発表・表彰する大会です。茨城県としては昨年に続き2度目の開催で、応募のあった49チーム195名から選考を経て選出された12チームが今回のファイナルセレモニーに出場しました。
同イベントの実行委員長を務める富田敬子様(常磐大学・常磐短期大学 学長)のあいさつに続き、ファイナリスト12チームによるアクションプランのプレゼンテーションが行なわれ、各チームともSDGsのゴール目標に基づく、想いの込められたアクションアイディアを披露しました。
各チームの発表後には表彰式が行われ、最優秀賞には茨城県立水戸工業高等学校のチーム「I-Tech」が、多種多様な人が音声や点字、手話で双方向に円滑にコミュニケーションを可能とするツール開発にチャレンジした『Communication for All』が受賞。
また、企業賞の一つとして設けられた関彰商事賞には、同じく茨城県立水戸工業高等学校のチーム「SUIKO GIRL’s」が、ジェンダー平等のゴールをテーマに、「ジェンダー平等の考え方は浸透しているものの、現実として理系女子が少ない」という課題の解決に向けたアクションについて提案した『リケジョを増やす未来のトビラ』が選ばれました。
関彰商事賞のプレゼンターを務めた弊社総合企画部でSDGsを担当するタニ・ジェイミー・アズサさんは、受賞したチームに対して、祝意を述べるとともに「女性の活躍という概念がかなり広く浸透していると思っていましたが、提案を聴き、周りに女性エンジニアや建築家などまだあまり見かけないことに気が付きました。保護者の意識も要因の一つと分析し、課題解決のアクションを検討したことは非常に良い視点だと思いました。皆さんの目指す環境であれば、私もリケジョになっていたかも知れません」と話しました。
表彰式後には、「持続可能な茨城へ “住みたい”と思えまちづくり」をテーマとしたワークショップを開催。参加した高校生たちは、学校の垣根を越えた意見交換を行い、実現に向けたアクションをまとめました。
関彰商事賞を受賞したチームに賞状を渡すジェイミーさん
関彰商事賞を受賞した水戸工業高等学校のチームとの記念撮影
表彰式後のワークショップで学生と意見を交わすジェイミーさん
参加者全員で記念撮影し、会を締めくくった