視覚障がい者向け歩行サポート製品の体験会に参加しました | 関彰商事

7月23日（水）、弊社つくばオフィスにて開催された錦城護謨（きんじょうごむ）株式会社[大阪府八尾市]様の提供する「視覚障がい者向けの歩行サポート製品」の体験会に、弊社社員であり、ゴールボール日本代表強化指定選手である山口凌河さんと高橋利恵子さんが参加をしました。

錦城護謨様と弊社は、ともに日本ゴールボール協会のオフィシャルサポーター・サプライヤーとしてゴールボール日本代表を応援しており、こうした繋がりから今回の体験会が実現しました。

今回体験した視覚障がい者向けの歩行サポート製品は、両面テープで簡単に設置できる室内用ゴム製誘導マット「歩導くん ガイドウェイ」、トイレ内での移動を支援する「ガイドレット」、必要な場面でその都度貼って使用できる携帯型誘導テープ「ココテープ」の3種類。

“点字ブロックの凹凸が、車いす利用者や足の悪い方の妨げになっている”
“広いトイレでは、便器や手洗い場所があるのか分からず利用を躊躇してしまう”
“新幹線などで一度席を立ってしまうと、同じ席に戻ってくるのが困難”

これら従来の点字ブロックが抱える課題や、視覚障がい者の日常に生じる不便を解消する製品となっており、体験後に山口さんは、「すべての人に優しい、インクルーシブな製品である事が素晴らしい。特に持ち運びができる誘導テープは、さまざまな場面で活用できる可能性があり、とても利便性が高いと感じた」。また高橋さんは、「どの製品も“貼って剥がせる”という特長があり、アイデア次第で用途が広がると感じた。これらの製品がより多くの人に認知され、日常的に使われる社会になってほしい」と感想を語りました。

製品を体験する山口さん（左）と高橋さん（右）

「歩導くん ガイドウェイ」凹凸が小さく、車いす等での走行を妨げない

「ガイドレット」便器や手洗いの場所など、トイレ内での移動をサポート

「ココテープ」携帯型で目印が必要な時に貼って剥がせる

製品説明を受ける高橋さん（左）と山口さん（右）

錦城護謨の皆さまと記念撮影