ごあいさつ
本年も「セキショウ国際女子オープンテニストーナメント」の開催を迎えることができましたこと、これもひとえに、日本テニス協会様をはじめ関係各位のご支援ご協力と、ご観戦にお越しいただいた皆様のお力添えの賜物であると深く感謝申し上げます。
本大会は、茨城県内唯一の女子テニス国際大会であり、プロ選手の白熱した試合を間近でご観戦いただける機会として、スポーツを通じた地域貢献を目的に開催しております。
若手選手の登竜門の大会として位置付けられている本大会の歴代のチャンピオンには、2名(リー・ナ、サマンサ・ストーサー)ものグランドスラムシングルス優勝者が名を連ねています。日本人選手も、昨年1月の全豪オープンダブルス準決勝進出の 穂積 絵莉 選手と昨年7月の全英オープンダブルス準決勝進出の二宮 真琴 選手がペアを組んで、本年6月の全仏オープン ダブルスにおいて準優勝したように、本大会を足掛かりに、世界を舞台に活躍しております。
昨年の本大会では、シングルスの今西 美晴 選手・田中 優季 選手が準決勝に進出。ダブルスの森崎 可南子 選手・米原 実令 選手の筑波大学ペアが、学生チャンピオンの実力を遺憾なく発揮し、準決勝に進出。決勝では、大前 綾希子 選手が今西 美晴 選手とのペアで、ダブルス2連覇を達成しました。
32回目を迎える今大会も、出場する選手が心身ともにベストなコンディションで試合に臨めるよう誠意をもって大会環境を整え、選手の皆さまをサポートして参ります。
来たる2019年には、当茨城県にて「国民体育大会・全国障害者スポーツ大会」、2020年には、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」が開催されます。本大会の開催を通じて、両大会の機運醸成・盛り上がりに繋がることを期待いたします。
これからも地域の皆様への感謝を忘れず、トーナメントの価値を高めていけるよう情熱をもって運営に当たって参る所存でございます。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、つくば市長 五十嵐 立青 様をはじめ多くの皆様のご尽力をいただき、今大会を開催できますことを心より御礼申し上げましてご挨拶とさせていただきます。
大会要綱
大会名称 | ITF Women’s Circuit『セキショウ国際女子オープンテニストーナメント2018』 |
会場 | 筑波北部公園テニスコート茨城県つくば市北原1 TEL.029-864-4582 |
主催 | 関彰商事株式会社 |
共催 | つくば市 |
公認 | 国際テニス連盟(ITF)公益財団法人 日本テニス協会(JTA) |
後援 | 茨城県・茨城県教育委員会・茨城県体育協会・茨城県テニス協会・つくば市教育委員会・ つくば市体育協会・茨城新聞社・産經新聞水戸支局・毎日新聞水戸支局・ 読売新聞水戸支局・朝日新聞水戸総局・茨城放送・ACCS・ラヂオつくば |
種目 | 女子シングルス(32ドロー)女子ダブルス(16ドロー) |
試合方法 | ベストオブ3タイブレークセット |
使用コート | ハードコート |
使用球 | ダンロップ スリクソン(日本テニス協会公認球) |
賞金 | 賞金総額 US$25,000 |
取得ポイント及び賞金額
シングルス | ダブルス | |||
優勝 | $3,919 | 50P | $1,437 | 50P |
準優勝 | $2,091 | 30P | $ 719 | 30P |
ベスト4 | $1,144 | 18P | $ 359 | 18P |
ベスト8 | $ 654 | 9P | $ 196 | 9P |
ベスト16 | $ 392 | 5P | $ 131 | 1P |
ベスト32 | $ 228 | 1P | ||
予選者 | 1P | |||
予選2回戦 | $ 126 | |||
予選1回戦 | $ 68 |
大会日程
8/19(日) | 8/20(月) | 8/21(火) | 8/22(水) | 8/23(木) | 8/24(金) | 8/25(土) | 8/26(日) | |
試合開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 10:00 | 11:00 |
シングルス | 予選 | 予選 | 1回戦 | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 準決勝 | 決勝 |
ダブルス | 予選 | 1回戦 | 1回戦 | 2回戦 | 準決勝 | 決勝 | ||
※入場料は全日無料となっております。 ※天候などにより会場・試合スケジュールが変更されることがあります。 |
大会について
今年で32回目を迎える、茨城県内唯一の女子テニス国際大会

世界へはばたくための登竜門
海外のメジャートーナメント(ウィンブルドンや全米オープンなど)に出場するには、国際ポイント(WTAポイント)が必要となります。本大会では、そのポイントが取得でき、世界の桧舞台を目指す登竜門として大きな役割を果たしてきました。 第22回大会には現役復帰を果たした伊達公子選手が出場。日本のトップクラスの選手と共に、世界を見据えた白熱した試合を見せてくれました。又、 2013年のウィンブルドン選手権大会女子ダブルスでベスト4に進出しました青山修子選手も、2012年の本大会に出場しています。
皆様と共に育てていきたい
本大会の魅力は、世界を目指すプレーヤー同士の熱戦はもちろん、地元の方々と共にテニスを楽しみ、盛り上げていこうとする手づくりの大会運営にあります。 例えば、地元茨城の若手選手や高校生の育成を目的に、WC(主催者推薦枠)による本大会の出場機会を提供し、日本の女子選手の育成と地域貢献を進めることになればと願っています。 また、地域貢献の一環として常設の観覧スタンドを建設、つくば市へ寄贈させていただきました。 これにより、当社だけでなく、同施設を利用する地域の皆さんにも良好な観覧環境をご提供できると考えております。