【弊社協賛】高校生が江崎玲於奈賞受賞者の研究室を見学しました | 関彰商事

8月9日（火）、弊社が創設当初から単独協賛している江崎玲於奈賞を2021年度に受賞された齋藤理一郎氏（東北大学大学院理学研究科　物理学専攻教授）の研究室を茨城県内の高校生が見学する取組みが行なわれました。

この取組みは「科学技術に興味を頂く若者の育成・支援を図る」という目的のもと、弊社の提案により平成26年度から実施しており、弊社では今年度からこの取組みに対しても協賛をしております。

齋藤先生の研究室がある東北大学（宮城県仙台市）を訪れた高校生15名は、先生が取組むカーボンナノチューブに関する研究内容を伺った後、学内に建設中の次世代放射光施設『ナノテラス』（2024年度本格運用予定）を見学しました。

見学後の感想共有の場において、参加した高校生は「現状では非現実的に思えることがカーボンナノチューブで実現できることに驚いた。また見学した『ナノテラス』は未来に繋がる様々な研究開発に貢献する施設だと感じた。今回の経験を今後の学びに生かしていきたい」と感想を述べました。

齋藤先生は「このような機会を設けていただいた関彰商事に感謝している。科学では疑問を持つこと、好奇心を持つことが、新しい発見（夢）に繋がる。その発見（夢）を実現・実用化するには多くの挑戦と時間が必要だが、諦めずに取り組むことが大切」と締めくくりました。

カーボンナノチューブについて説明する齋藤先生

研究内容を真剣に聞き入る高校生たち

高校生からは研究内容に対する質問が飛び交った

次世代放射光施設『ナノテラス』を見学する高校生たち

建設中の施設見学も大変貴重な機会となった