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”進化する常陸国のお雛さまと匠の技 ”展 NYにて開催 | 関彰商事

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NEWS

2024.06.19

”進化する常陸国のお雛さまと匠の技 ”展 NYにて開催

NY企画展キービジュアル

2024年6月28日~7月19日、ー 進化する常陸国のお雛さまと匠の技ー 展をニューヨーク日本クラブで開催します。

後継者不足から生産数が急激に縮小している日本の伝統工芸産業は、今まさに危機的状況にあります。関彰商事はこうした状況を受け、すぐれた作品を使い手にまで届けることを目的に、東京オフィス内に「クラフテリアートギャラリー」を設立し、バックグラウンドを共にする茨城地域の作品を中心に展示・販売しております。クラフテリアートギャラリーを通して当社は、職人が丹精込めて作った工芸品が “使ってこそ生かされる”付加価値に注目し、新たな需要を生み出したいと考えています。

ニューヨークで開催される本展を通じて、茨城県で作られたひな人形や笠間焼などの伝統工芸品を世界に広く発信、日本の伝統工芸品が現代のインテリア・アートとして海外でもクローズアップされることで、茨城をはじめとした伝統工芸産業の発展に寄与してまいります。

 

  • “進化する常陸国のお雛様『Hina Doll』と匠の技”展の見どころ

常陸国(茨城県)の伝統工芸

奈良時代までは「常陸国 ひたちのくに」と呼ばれていた茨城県。『常陸国風土記』によると、常陸国は、常世の国=理想郷であるとされていました。近年に入っても日本の原風景が数多く広がる茨城県は東京近郊でありながら、未だに手つかずのまま残された里山があり、機能性をともなった美しい郷土工芸品が数多く生み出される恵まれた環境として注目に値します。

 

進化する常陸国のお雛様 『Hina Doll』

産業として衰退化が進む中、「桂雛」の現在三代目となる小佐畑孝雄(こさはた たかお)氏は、人々が一年中部屋に飾って楽しめるインテリア・アートの『Hina Doll』 としてお雛様を甦らせました。衣装には日本の伝統色・文様と、平安時代の貴族の嗜みである十二単に使われた 『襲色目(かさねいろめ)』を取り入れ、人形の他、壁掛アート作品としても表現。江戸時代には幕府の贅沢禁止令により、庶民は着物の裏地に派手な色合いや絵柄を用いておしゃれを嗜みました。Hina Dollはそれを表地にした衣裳を纏い、「粋(多彩に着こなす江戸っ子の姿)」を表現しています。

 

本展では、 ユネスコ無形文化遺産に登録されている結城紬や京都の西陣織、またフランスのアンティークレースなど、国内外の伝統的な衣装を纏ったHina Dollの楽しみ方を、伝統的なひな飾りとともにご紹介します。 特に、上皇后様がお召しになった結城紬の着物と同じ反物で仕立てた着物を纏ったHina Dollは、本展での見どころの一つです。

ひな飾りは、さまざまな伝統工芸士の技が集結して舞台を演出するように完成されます。その背景に欠かせない大道具・小道具として、すずも提灯(水府提灯)、西の内和紙、笠間焼、大子漆、桐細工、組子などの匠の技が発揮されており、本展ではそれら作品についてもコーナーを設けてご紹介します。

 

  • 開催概要

会        期          2024年6月28日(金)―7月19日(金)

主        催          日本クラブ          145 West 57th Street, New York, NY 10019

特別協賛          J.C.Cファウンド、関彰商事㈱

協        賛          セコム㈱、西武信用金庫、一般社団法人MFU

協  力         茨城県営業戦略部、クラフテリアートギャラリー(関彰商事)、繊研新聞

キュレーター       津延 美衣

【日本クラブについて】

日本クラブは、1905年、ニューヨークの地で新たに結束を固め、日本人の地域向上、助け合い、語り合いの場として、高嶺譲吉博士により設立されました。以来119年にわたり、アメリカで唯一の日本人社交クラブとして創業当時の精神と誇りを持って継続され、文化・スポーツ活動を通じて日本とアメリカの友好関係を推進し、良好な日米関係の維持強化に貢献しています

 

  • 主な作品紹介 

主な作品紹介 コラージュ

 

 

左上: Hina Doll  小佐畑 孝雄
上皇后様がお召しになった結城紬の着物と同じ反物で仕立てた着物を纏ったHina Doll「嵯峨菊(さがぎく)」。深みのある紫色のグラデーション(“紫の匂い”)と萌黄色の色使いが、しっとりと高貴な色目を奏でる。

右上: 笠間焼  大貫 博之
水戸出身。笠間に工房を構える。野の草版をモチーフとした線象巌(せんぞうがん)と色絵で創る笠間焼。 繊細であたたかみのある色、配置、絵柄にからは元グラフィックデザイナーでもあった自身の経験を覗かせる。

左下: 大子漆  辻 徹
2015年国土緑化推進機構により「森の名手名人」に認定される。自らの手で漆の木を育て、漆を精製し、つくった木地に漆を塗って仕上げるなど、一貫して制作にあたる。

右下: すずも提灯  鈴木茂兵衛商店
慶応元年より伝統提灯「水府提灯」を制作する一方で「より美しく、新しく、楽しく」をモットーにオリジナルの「すずも提灯」を手掛ける。写真はビジュアルアーティスト ミック・イタヤ氏とのコラボ「MICシリーズ」。

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