2024.03.05
筑波大学「茅葺き研究拠点」における小学校との交流授業に協力をしました
2月29日(木)、筑波大学は「茅葺き研究拠点」(茨城県石岡市)にて、地元の葦穂小学校との交流授業を実施。児童たちは弊社協力のもと、施設内の用水路に設置する小水力発電装置の組み立てを行いました。
本授業は、筑波大学 システム情報系(社会工学域)による「茅葺き民家を活用した地域再生拠点づくりプロジェクト事業」の一環。授業を行った「茅葺き研究拠点」は、石岡市の古民家を大学が借り受け、産学官共同による研究の発展を目的として約5年がかりで整備を行ったものです。
施設には今回の小水力発電装置より以前から、弊社カーボンニュートラル推進ユニット協力のもと、太陽光パネル・電気自動車の充放電設備が導入されています。
授業では関東第2支店 ホームエネルギー課の粟野さんが講師を担当。小水力発電装置「ピコピカ」について説明をした後、2班に分かれて実際に組み立てを行いました。
参加した児童は社員の指導を受けながら、部品の取り付けやプロペラ部分のネジ締めなどを行い、2台の装置を無事完成させました。その後、施設内の用水路に「ピコピカ」を設置。LED防犯灯を点灯させると児童たちからは拍手が起こり、「水力発電の仕組みを知ることが出来て楽しかった」といった感想がありました。
授業の終わりには、粟野さんが水力発電以外にも様々な再生可能エネルギーがあることを説明。施設内の太陽光パネルなどを例に挙げながら、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説をし、授業を締めくくりました。
組み立ての様子
「ピコピカ」を用水路に設置
「ピコピカ」の電力によって点灯するLED防犯灯
再生可能エネルギーについて解説