2024.11.28
つくば市・前野小学校にて高齢者福祉に関する出前授業を行いました
10月31日(木)と、11月12日(火)の2日間、つくば市立前野小学校にて、弊社社員と社会福祉法人 関耀会 特別養護老人ホームまごころの杜つくばの社員が講師を務める出前授業が行われました。
今回の出前授業は、地域福祉・高齢者福祉に対する理解と関心を高める事で高齢者(施設)への理解を促し、地域での多様な方との関わりに興味をもち、共生社会への一助にするとと共に、福祉に関わる職業を知ることで将来の職業の選択を広げ、地域福祉の担い手を創出することを目的に実施されました。
また前野小学校とは、まごころの杜つくばの開設当初から子どもたちの描いた図画の掲示やオンラインでの交流会を行っており、子どもたちと高齢者、双方にとってとても良い交流の場となっています。
10月31日(木)の回では、探求学習において“福祉”を選択する4年生から6年生の生徒20名を対象に「高齢者福祉」をテーマに授業が行なわれました。
前半は、資料を用いて日本における高齢社会の現状や、高齢者介護施設の役割と仕事の内容について説明するとともに、認知症の高齢者との関わり方についてのグループワークを行ないました。後半は、高齢者疑似体験をはじめ、車いすなどの介護用品や福祉車両などに触れる体験をしていただきました。
11月12日(火)の回では、キャリア授業の一環として3年生23名を対象に「高齢者施設や高齢者介護施設で働く職業」についての授業が行われました。『介護福祉士』、『看護師』、『管理栄養士』、『社会福祉士』の4つのグループに分かれて各職業の紹介を行いました。
各職業がどの様な役割を担い、普段どのような仕事をしているのか、児童とコミュニケーションを取りながら授業は進行。様々な質問が飛び交うなど、子どもたちは積極的に授業へ参加していました。
授業後には、「介護施設での仕事が良く分かった」「どの職業も楽しそうだった」などの感想が聞かれ、地域福祉・高齢者福祉に理解を深めている様子でした。
10月30日の授業には20名の生徒が参加
グループワークに加わり生徒たちの意見を聞きました
高齢者疑似体験や様々な福祉用具にも触れました
児童が看護師のサポートのもと聴診器を試しました
介護士の仕事や介護グッズを紹介しました