大会7日目

本戦シングルス準決勝
ダブルスの決勝が行われました。

 ■シングルス準決勝
○ザン(中国)vs 華谷
1シードのザンに対して、華谷は予選から準決勝まで勝ちあがってきました。
ザンは昨日までストレート勝ちで、体力は十分に温存されています。
一方の華谷は今日で6試合目となり、体力の限界に近付いていることだと思われます。
総合力に勝るザンに対し、華谷が今まで通りにボールを拾いまくり、チャンスまで待って反撃できるかが勝敗の分かれ目でした。
1セット序盤までは互角の戦いでしたが、4-4から2ゲームになってからは、ザンの凡ミスがなく、6-4でザンが取る。
2セット ザンが3-1とリードするが、華谷がザンのミスに乗じて4ゲームを連取し5-3とリードする。
9ゲーム目からは、中盤でミスを重ねていたのとは変わり、ザンが若干スピードを落とし慎重にプレーするようになりミスを4本しかせずに4ゲームを連取し7-5で取り、良く粘り抜いて戦った華谷を下して決勝に進出した。

華谷は疲労のためか本来返球出来ていたのがアウトボールになってた。ザンの重くスピードのあるバックハンドのショットに苦しめられて、もう一歩のところまで追いつめられたが力尽きた一戦でした。華谷は負けましたが、この大会で自信をつけたことでしょう。

今後もこの経験を活かし頑張ってもらいたいと思います。

○ワン(中国)vs 小堀
1セットは小堀がワンの強打に対しコントロールと緩球をつけたボールで、ワンのバックハンドミスを誘い6-4で取る。
2セット 小堀が2-0とリードして、3-0とリードするポイントを取ることが出来なかったのが響き3-3からはワンのミスも少なくなり剛球が決まりだし6-3でワンが取り、ファイナルセットに入る。ファイナルセットはワンのショットが安定し、4-1とリードする。
ここで膝を痛めていたワンのミスが多くなり4-3と小堀が追い上げる。ここでワンが勝ち決勝に進出した。

小堀は闘志を表に出さず、接戦や負けている時に遇には態度に出したほうが相手にプレッシャーをかけられるのではないでしょうか?(これは私が感じたことです。)

 ■ダブルス決勝

○大前・ユ vs バンス・桑田
大前は2016年、2017年とパートナーを変えて優勝しています。今回のパードナーはユ ですが、見事にバンス・桑田組を下し3連覇を達成しました。
シングルスでは不甲斐無い結果でしたが、このダブルスの優勝を契機にシングルスでの活躍を期待したい。